第96回歴史塾「歌舞伎へのお誘い」荒井孝昌氏&寿々方氏
2021年12月11日(土)東京国際大学名誉教授 荒井孝昌氏を講師にお迎えして「歌舞伎へのお誘い―出雲のお国から瞼の母―」と題し、ホテルグランドヒル市ヶ谷にて歴史塾を開催致しました。
歌舞伎の歴史的流れを、講演の中に実演を組み入れ、江戸がたり 寿々方氏と二人の講師により、より具体的、多角的にご紹介して頂きました。
芝居小屋の内部や芝居茶屋という見物のシステムなどを、多くの資料をもとに解説し、それらを実際に見物した幕府奥医師・桂川甫周の娘みねの口述をまとめた『名ごりの夢』から「あのころの芝居見物」を江戸がたりにてお聴きしました。また新作歌舞伎として現代でも人気の高い長谷川伸の「一本刀土俵入り」を江戸がたりにて、「瞼の母」を紙芝居にて拝見しました。
大変興味深い演目だった為か、満席となりました。
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